子どもたちの要求を約束事としよう!
コーチは子どもたちをよく知ろうとするべきです。子どもを知れば知るほど彼らの要求に答えることができます。また、より的確に指導することができるコーチは、のちに子どもたちの振る舞いの大きな問題となるであろうわずかな不満も見逃しません。大きな問題が起きないように早めに解決していくことができるのです。

以下のアプローチは子どもたちの振る舞いに関する問題の多くを予防することができ、問題が起きるとしても、うまく取り扱うことのできるような小さな問題のみが起こるような環境を確立するために役に立ちます。

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クラブの約束事を決めてみよう!
クラブの約束事を決める際の手順として参考にしてください。
1、最初のセッションの際に行動に関する約束事を作っておく。約束事について子どもたちとよく話し合い、期待することや目標を定めておく。
2、それぞれの約束事についてよく説明し、それを守らなかったときのペナルティーについて同意を得る。
3、運営するスタッフや両親にプログラム内での約束事についてよく浸透させる。

さらに、
○出席、時間を守ること、振る舞い、スポーツマンシップ、トレーニングの内容などについて子どもたちに期待することをミーティングで話す。このような機会を年に何度か設ける。
こうすることで、自分たちが決めた約束事を自分たちで守っていくという気持ちが芽生えます。

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約束事を守れなかったときは?
もしもクラブで決めた約束を守れなかったときは、以下のように対応します。決してむやみに批判することのないよう、あくまでも「子どもの成長」にフォーカスして丁寧に対応しましょう。

・コーチが納得のできない振る舞いに関してはそのプレーヤーの個人の問題とせずにその振る舞いに対して注目する。プレーヤーに恥をかかせるようなことはしてはいけない。
・きまりをきちんと守ることは個人の責任であり、グループの責任ではない。
・約束を守らない場合は、なるべく早い段階で指導を行う。早い段階で対処しておけば「うまく取り扱うことのできない」また「簡単に問題を解決できなくなる状態」になる前に子どもたちを早く立ち直らせることができる。
・早い段階での指導の方法として、もし何か問題が起きたら気晴らしの楽しいメニューを行う。よくない振る舞いを行ったものに対してはその行為は適切ではなく、ルールに反しているということを個別に教え、控えめな反応でさりげなく伝える。
・子どもたちとコーチが問題について話し合い、約束事についてきちんと納得する。
・良い行いをしたものに対しては目立つようにきちんと評価する。
・もし約束を守れないなどの問題が続くようであれば子どもと両親を巻き込んで問題の解決方法について話し合う。

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約束は自ら守るもの。守らせるものではありません。
約束は決して活動を縛り付けるものではありません。各コーチがスムーズに指導できるような手助けとなりなす。指導がスムーズにできるということは子どもたちの豊かなスポーツ体験につながるのです。