個性のある子どもたちと上手に向き合うには?
スポーツクラブの指導において最も気をつかうことのひとつに「個性の違い」があげられます。頭では良く分かっていますが、実際の指導となると難しいというのが実感ではないでしょうか?

まずは違いを考慮することから始めてみましょう。個性にあったプログラムを作成する前に、個性の違いを意識して、声のかけ方や接し方などコーチの心の持ちようで簡単に変えられる方法から始めてみます。

子どもたちの個性を意識すると、彼らの個性によってアプローチの方法や成果への期待を変える必要があることを実感するでしょう。

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個人の違いに対応するために。
さて、個人の違いを意識したあとは、それをプログラムに反映させるための作業に入りましょう。

以下の項目を頭に入れながら、プログラムを考案することをお勧めします。

・子どもたちの成長に合わせて重要視する部分を見極め、他の子どもたちと達成の具合を比べてはいけない。
・子どもたちの個性にあった挑戦をさせる。
・分かりやすい体系だったメニューを計画し、実施後に内容を振り返り、より良いプログラムに改良していく。
・メニューはより複合的なものを準備し、可能な範囲でいろいろな挑戦ができるようにする。
・効率的な指導が行えるように、可能であればスキルレベルがだいたい同じ子どもたち(初心者、中級者、上級者など)は同じグループに分けてトレーニングを行う。


ひとりひとりにじっくりと向き合えない時は。
スポーツの指導は個人指導から少人数への指導、さらには大規模なクリニックのような大人数に対しての指導など、時と場合によって人数は様々。個人に向き合うのは分かっているけど、大人数ではそうはいきません。その場合はメニューを工夫して、「1人の子が今回のセッションで、どれかのメニューに満足すれば良い。」という風に頭を切り替えます。

競争意欲が高く、どんどん勝負したい子。自信がなくて、勝敗が分かるようなメニューが嫌いな子。細かいプレーが得意な子。スキルはあまりないけれど力自慢な子。チームで協力するのが好きな子。個人で戦いたい子・・・。

色々な個性がある中で、ある子にとって「やって良かった、楽しかった」と感じることのできるメニューをひとつは考案しましょう。

セッションを通して同じ要素のメニューを多く行ってしまうと、ある子はすごく満足度が高く、ある子は全く面白くなかったということが起きてしまいます。

大人数のセッションでは、みんなの個性に100%合わせたメニューを実施することは現実的ではありません。なるべくいろいろな要素を取り入れてメニューに変化をつけることで、全体の満足度をあげていきましょう!

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