メニューに物語を加えてみよう!
子どもたちは空想することが大好きです。積極的に体を動かしてもらい、スムーズに練習を行うために、メニューに物語を加えてみるのはどうでしょうか。

【例】
四角いエリアにいる鬼にタッチされないように反対側の辺まで走る鬼ごっこの場合は、鬼をワニに見立てて、四角いエリアを川に見立てます。走るプレイヤーは人間。「ワニに捕まらないように川を渡り切ろう!」と声をかけると、ぐっとメニューが盛り上がり、臨場感が出てきます。

鬼にタッチされないように・・・という説明よりも物語の中に入って楽しめるというわけです。他にもボールを宝物に見立てて相手からそれを守るなど、アイディアがどんどん出てくるはずです。
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ネーミングも大切!
メニューの内容を考えたら、それにふさわしいネーミングも考えましょう。ちなみに筆者は前述の鬼ごっこを「ワニ鬼」と名付けました。すると、来週、またその来週と「ワニ鬼しよう!」と子どもたちからのリクエストが増えました。子どもたちから、「これがやりたい!」というリクエストが出るのは喜ばしいことです。

他にも、「寝起きのトラ」「救助リレー」「卵を守れ!」など、子どもたちが覚えやすい名前をつけていきましょう。ネーミングに迷ったら、すかさず子どもたちにアイディアを求めます。「今日のメニューはどういう名前にしようかなー」と言うといくつかのアイディアを提案してくれるはずです。

子どもたちのネーミングアイディアを採用することで、コーチと共にメニューを考えている感覚を持ってもらい、より積極的に練習に参加してくれるようになります。


もちろん、コーチも物語の中へ!
物語のあるメニューを行う際は、コーチも一緒に物語に入り込みましょう。ボールを宝物に例えた場合は、ボールはボールと呼ばず、「宝物」と呼びます。「ワニ鬼」の場合は、始めにコーチがワニになって、手を大きく開いたり閉じたり、、、ワニの口をまねてみたりすることで、子どもたちはより物語メニューの中に引き込まれていきます。

さらにコーチも一緒に楽しんで体を動かすことで、子どもたちとの距離もグッと縮まります。但し、安全確保の目配りは忘れずに。コーチが盛り上がって(頑張りすぎて)子どもと衝突してしまうなど、ありがちなミスにはきちんと気をつけましょう。

子どもたちが積極的に練習に参加してくれない、だらだらとつまらなそうに練習している、そのような雰囲気を感じ取ったら、ドキドキワクワクする物語のあるメニューを考案してみるのはいかがでしょうか?
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